「定休日に燻煙剤を焚いた。しばらく見なくなったが、数週間でまた出てきた」。飲食店でとてもよく聞くお話です。なぜ燻煙剤では解決しないのでしょうか。
この記事の要点
- 飲食店で燻煙剤が効かない理由は4つ。卵鞘に成分が届きにくい、機器の内部まで煙が届かない、刺激で追い出された個体が別の場所へ逃げる、薬剤に強い集団がいる。
- 「しばらく減ったがまた出た」の多くは、残った卵鞘が数週間後に孵化したことによる。
- 燻煙剤は食器・食材の養生と後片付けの負担も大きい。巣に直接処置する専門業者の施工なら、養生不要で施工後すぐ営業できる。
理由1:卵には効きにくい
飲食店に多いチャバネゴキブリの卵は、「卵鞘」という硬いカプセルに包まれており、燻煙剤の成分が内部まで届きにくい構造です。成虫や幼虫を駆除できても、卵鞘が残っていれば、数週間後に数十匹単位で孵化します。
「しばらくしたらまた出てきた」という現象の多くは、この孵化のタイミングと重なっています。
理由2:機器の内部まで煙が届かない
燻煙剤の煙や霧は、開けた空間には広がりますが、コールドテーブルの内部パネルの奥や、モーター部、什器の空洞、壁との狭い隙間といった場所には十分に届きません。そして、巣があるのはまさにそうした場所です。
理由3:「追い出し」で被害が広がることがある
燻煙剤に多く使われる成分には、虫を刺激して潜み場所から追い出す作用があります。致死量に達しなかった個体は、煙を避けて天井裏や壁の中、隣の部屋、場合によっては隣の店舗へと逃げ込み、薬剤が抜けた後に戻ってきます。
結果として、巣が分散してしまい、かえって駆除が難しくなることもあります。
理由4:薬剤に強い集団がいる
チャバネゴキブリは世代交代が早く、同じ系統の成分を繰り返し使用すると、その成分が効きにくい集団が生じることが知られています。市販の燻煙剤やスプレーを長年使ってきた店舗ほど、効果を感じにくくなる傾向があります。
飲食店ならではの負担も大きい
燻煙剤を使用する際は、食器・調理器具・食材をすべて覆うか店外へ出し、火災報知器やガス警報器をカバーし、使用後は換気と清掃を行う必要があります。厨房の規模によっては、準備と後片付けだけで半日がかりです。
その手間をかけても根本的な解決にならないのであれば、費用対効果は決して高いとはいえません。
専門業者の施工は何が違うのか
当社の施工は、薬剤を空間に噴霧する方法ではありません。機器のパネルを開けて内部まで確認し、巣や巣になりそうな箇所に、必要な量だけ薬剤を処置します。
- 巣に直接処置するため、潜んでいる集団ごと駆除できる
- 後から孵化した幼虫にも、効果が持続する
- 空間に撒かないため、食器や食材を片付ける必要がなく、施工後すぐに営業できる
燻煙剤を何度か試しても改善しない場合は、巣が機器の内部に残っている可能性が高いといえます。現地調査とお見積りは無料ですので、お気軽にご相談ください。
この記事に関するよくある質問
燻煙剤を使った後、また出てくるのはなぜですか?
燻煙剤は硬いカプセル(卵鞘)に包まれた卵に効きにくく、残った卵鞘が数週間後に孵化するためです。また、コールドテーブルの内部など巣のある場所まで煙が届きません。
燻煙剤を使うとき、飲食店では何を準備する必要がありますか?
食器・調理器具・食材をすべて覆うか店外へ出し、火災報知器やガス警報器をカバーし、使用後は換気と清掃が必要です。厨房の規模によっては準備と後片付けで半日かかります。
燻煙剤で駆除が難しいなら、どうすればよいですか?
機器のパネルを開けて内部まで確認し、巣や巣になりそうな箇所に直接薬剤を処置する方法が有効です。専門業者による施工では、空間に撒かないため食器の養生が不要で、施工後すぐに営業できます。
現地調査・お見積りは無料です
飲食店専門のFar Awayが、厨房機器の内部まで確認して発生源を特定します。保証付の年間管理は1店舗あたり年間9万円(税別)から。東京・神奈川・千葉・埼玉に対応しています。